読書メモ

『こうすれば日本も世界一』福田誠治(2011年出版)

いつかフィンランドの教育に関する著書を繙いてみたいと思っていたが、ジャレッド・ダイアモンド氏の近著でもフィンランドに関して叙述されていたので勉強しようと思い立った次第だが、まだ十分に咀嚼しきれていない気もしつつ、まあ、とりあえずメモしてお…

『スマホで馬鹿になる』 和田秀樹

スマホのしすぎは学力に影響を与えるばかりでなく、のめり込んでしまうと1日15~16時間没頭するようになるという。メディアでは取り上げられることの少ない依存症としての危険性を精神科医の立場から解説してくれた著書。依存症に関しては日本人全体が…

『PowerShell実践ガイドブック』吉崎生(著)を読んだときのメモ

PowerShellは体系的に勉強しなくても、なんとなくそれなり使えていたので書籍を読む動機が乏しかったが、本書を読んで少し理解が深まったように思うのでメモしておこう。 本書は初級者が全てを一気に消化するには水準が高いが、意外にも最終章の「実世界のPo…

『データ資本主義』 野口悠紀雄

工学部出身とはいえ、やたらと最新のIT技術に詳しい経済学者である著者によるデータサイエンスについて技術的に解説している章では ・ニューラルネットワーク(Deep Learning) ・重回帰分析 ・決定木 ・ベイジアンネットワーク などの機械学習の用語が出…

『国際法』(ちくま新書) 大沼保昭 著

2018年10月に逝去された大沼保昭氏の遺作『国際法』(ちくま新書)をひもといてみたのでメモを記しておく。 著者の訃報は読売新聞で知った記憶があり、新書ということもありいつか読んでみてみようと思っていた。ちくま新書は中公新書よりは「柔らかい…